現在の閲覧者数: 狸小路商店街 -サイ(゚∀゚)タマ!!- 京都日記
2ntブログ

狸小路商店街 -サイ(゚∀゚)タマ!!-

東方プロジェクトとサイ(゚∀゚)タマ!!県を斜め下から眺める場所


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


京都桜巡りの旅  ~ 三週目 ~

昼間に来られた方、ボンジュール。
夜間に来られた方、ボンソワール。
いつも有難う御座います、SEVEN OUTです。

たぬりん

実は先週末の事ですが、オウハク様のサイトにある絵茶に誘われまして、
実に楽しい時間をすごさせて頂きました。
で、その時に普段ベジェ曲線等のデジタルお絵かき機能に頼りきっていた
自分のふがいなさを痛感いたしまして、一念発起して線画から塗りまで全部
フォトショでやってみよう、そう無謀な事を考えた結果がこのたぬりんだよ!!

げに、線が太く汚いのう(ノд`)

まあ、絵のできばえはともかく、気づけばこのサイトも二万Hitを迎えました。
御来店のお客様、日頃の御愛顧に心より感謝いたします。

お疲れ単車

感謝といえば、もう10年近くになりますか、私を乗せて東へ西へと奔走してくれている
私の愛馬にも感謝、こいつが居たからこそ関西圏の様々な場所を気ままに巡る事が
出来たのですから。

さて今日は京都の桜巡り三週目、と言っても実際は先週末、弘川を尋ねた次の日の
事なのですが、本当は今週末御室仁和寺を巡って〆としかったのですけど、おりしも
先週木、金の強い雨に散らされてしまいまして(ノд`)
先週末では満開にやや早く、今週末では手遅れだった、なんとも無念ですが、この
リベンジはいつしか必ず(`・ω・´)

上加茂神社楼門

さて今日の一番バッターは二回目の登場となります上加茂神社の楼門前より。
桜はソメイヨシノより約一週間遅く満開となる加茂桜の白い花で御座います。
先々週の写真と見比べて頂ければ時間の推移をご確認していただけるかと。

上加茂神社参道桜

その他、境内の八重紅枝垂桜も満開となっておりました。
しかし、ソメイヨシノや枝垂桜は既に散っておりまして、JR東海のCMのように
境内の全ての桜が満開になっている時、というのは難しいようで。

千本ゑんま堂

お次は千本ゑんま堂こと引接寺。
ここにも遅咲き種の桜があるとの事。
本当は、ここは映姫様の絵とともにじっくり御紹介したかったのですけどもね(ノд`)

紫式部供養塔

境内にある紫式部の供養等。
紫式部の御墓は現在島津製作所の一角に、閻魔大王の書記官として勤めたという
小野篁の墓と並立してありますが、このゑんま堂にもなぜか供養等があるんですね。

前にも御紹介しましたが、紫式部が生前、皇室に纏わる色恋話ばかり書いていた
咎で地獄に堕とされる筈だったところ、小野篁が弁護し、その難を救ったという故事に
なぞらえて、との事ですけれども、紫と、閻魔と、閻魔大王を補佐する小野氏の人物。
そしてそれらの事件は、およそ千年前、東方年表としては、西行妖が最後の満開を
迎えた時期と符号する。

予言しよう!
儚月抄終了の後、次なる東方の雑誌連載はここら辺をメインテーマとした西行妖伝説
になるだr(閑話休題

普賢象サクラについて

で、その供養塔のところに咲いているのが、普賢桜という八重桜の一種です。
その名の由来は、普賢菩薩が乗っているとされる象、この桜のめしべがその象の
鼻の形を思わせるという事でその名がつけられたそうです。

普賢象サクラの花

その象の鼻の写真、真ん中の緑色のがそうなのですけど、解りますかな^^;?
それにしても、今年は花がやたら遅いらしく、ゑんま堂の桜はまだ三部咲き程度でした。

造幣局

この普賢象桜、大阪造幣局の名物、桜通り抜けの道で今年の桜に選ばれておりました。
こちらは綺麗に咲いていましたね。

善峰寺山門

さて京都遅咲きの桜の名勝、もう一件ご紹介しておきましょう。
こちら、京都市内からは少し離れますが、かつての長岡京の西に位置する善峰寺で
御座います。
写真でもご確認できるかと思いますけども、境内が少し高い山の中腹にあるためか、
ソメイヨシノが市内より一週間おくれて満開となっています。

桂昌院御手植えの枝垂れ桜

この善峰寺の境内には、生類哀れみの礼で悪名を馳せた徳川五代将軍綱吉公の母君、
桂昌院様がお手植えされたと言う、樹齢300年の枝垂桜がありまして、こちらも市内の
桜より一週間後あたりが見頃になります。

善峰寺桜園

善峰寺境内は、御山の中という事もありかなりの傾斜地にあるのですが、その斜面を
活かし、一つ一つは小さいながらも様々な桜が咲き誇り、まるで雛壇のようになっている
桜園があります。

善峰寺境内

また境内の上からは、京都市内はもちろん大阪の方まで見渡せる展望も楽しめます
仕事の関係で市内の桜の盛りを逃した><!
と言う方に是非ともお勧めのスポットです。

以上、3回に渡ってお伝えしてきた京都桜巡りの旅、いかがだったでしょうか?
京都日記は、今回で最終回となります。

レトロスペクティブ京都、この国の文化を育んできた千年の都は、生活してきた
二年だけでは、まだまだ味わい尽くせない程の魅力を秘めていました。
その語りつくせぬ魅力の一部でも、ここを訪れた方々にお伝えできる事が出来て
いたなら、店主は幸せで御座います。

そんなところで今回の商店はお開きとさせて頂きます。
来週、おそらく定期更新としては最後となりますでしょう京都からの商店。
是非お楽しみに。


京都桜巡りの旅  ~ 二週目 ~

さくら

さくら

ちらないで

さくら

さくらさよなら、さよならさくら

妖夢「誰が掃除すると思ってるのよ!」みたいな。

でも、今年程さくらが散って欲しくないと思う年は後にも先にも無いでしょう。
春が来て、この春がずっと続けばいいのに……(ノд`)

まあ、もう泣いてても仕方ないので、気を取り直して桜巡り二週目行きましょう!

祇園枝垂桜(昼間)

前回は夜桜で撮影した円山公園の祇園枝垂桜-満開-。
京都の桜は先週の土日がピークで、どこに行っても桜で溢れておりました。
天気も悪天候の予想を跳ね返し、最後の京都の桜は最高のコンディションで
楽しむ事ができました。

上加茂神社

写真は上加茂神社の楼門前。
参道の枝垂桜、御所桜は満開だったのに対し、楼門前はちょっと迫力不足。
満開と報じておきながらしょっぱなで満開ではない写真で申し訳ありませんが、
しかし見方を変えれば来週末もまだ見所はあるという事。

同じく、御室仁和寺界隈、鞍馬&貴船、大原の桜はまだまだこれからなので、
これから京都を、と計画される方、いらっしゃいましたらご安心下さいませ。

平安神宮

お次は平安神宮。
東方通の方々にはもう周知の事かとは思いますが、東永夜抄のステージ6-A、
八意永琳戦の背景には、この角度で写された平安神宮が混じってますね。

平安神宮水上回廊

その平安神宮、大人一人600円も要求される神苑は、しかしその価値は十分にある
京都随一の紅八重枝垂桜の名勝。
この渡殿からの景色はまさに絶景かな!

平安神宮東神苑

空に舞い 水面に踊る 紅枝垂
うーん、お粗末。

哲学の道(満開)

前回は三部とお伝えした哲学の道のソメイヨシノも予想通りに満開。
風が渡れば散る花弁も有り、それが横を流れる琵琶湖疏水におちて流れて行くのを
見ると心が表れます。
ただしあんまり見とれてると細い道にぎゅうぎゅういっぱいの人に蹴り落とされる事も
ありますのでお気をつけ下さい(ぁ

この人出がなかったらな、と時々贅沢な事を考えますが、逆に言えばそれだけ人を
集める価値のある場所だと言う事で、そのすばらしさには偽りはありません。

南禅寺

そのまま哲学の道を下がって南禅寺へ。
こちらがかの大泥棒、石川五右衛門が登って、絶景かな絶景かなと言い放った三門。
数百年の月日は流れども、季節は時同じくして春。京都も後わずかだし登らざるを得ない。

『一名? 一名様でよろしいですか? はーい大人一名500円になりまーす』
一名を強調するんじゃないよ(#゚Д゚)

絶景かな絶景かな?

絶景かな。 
……絶景、かな?
まあ昔と今とじゃ見えてるものも違うんでしょうけどね^^;

蹴上インクライン

店主、そのまま琵琶湖疎水の南禅寺水道橋を巡って蹴上インクライン(傾斜鉄道)跡地へ。
昔は船を上げ下げしていたこの鉄道も、今やスタンド・バイ・ミーごっことお花見のスポット。
振り返れば線路も見えぬ程のぎっしりの人、しかし時を待てば冗談のようにふっと人が
引く凪の時がある。
そんな一瞬を探せる地元に住んでるからこその旅も、もうそろそろ終わり。
ああ、本当になんて贅沢な年月だったのだろう、思えば思うほど帰りたくないよぅ(ノд`)

知恩院

南無阿弥陀仏。南無阿弥陀仏。
うちは浄土宗なので、良くお邪魔させて頂きました総本山知恩院。
南禅寺の三門と対をなすこの見事な三門は、やはり桜の頃に見るのが一番美しい。
南禅寺の方は紅葉の頃がおすすめでしょうかね。

さてだーっと流してきました上加茂神社、平安神宮、哲学の道、南禅寺、インクライン、
そして知恩院、これらは店主的に昼間の桜がお勧めのスポット。
対して二条城や清水寺、高台寺、神泉苑なんかは夜桜の名勝ですな。
まあ、前者はライトアップしてないので仕方ないと言えば仕方ないのですけど、後者は
昼間にいくより夜に行ったほうが明らかに良い、そう感じましたね。

で、その夜桜と言えばもう一つ有名なのがこちら。

平野神社

ここに桜を納めれば氏家が繁栄するという謂れから古来より桜が植林され、桜の名勝と
なるべくしてなった平野神社です。

早咲き枝垂桜

それゆえに神社の神紋は桜。
すぐお隣の北野天満宮が梅なので、なんだか張り合ってるみたいですな。
ちなみに写真に写る枝垂桜は先駆け枝垂と言って、京都で最も早く咲くと言われている桜。
これが咲くと、京都にお花見の季節がやってきた知らせになると言うリリー桜さんですけど、
かなり以前に満開の報はあったものの、まだまだ十分綺麗な花が見れました。

桜天井の屋外レストラン

平野神社の桜園、半分は静かに鑑賞するための散策路、そしてもう半分は屋外飲食店が
立ち並ぶレストラン街(?)となっております。
桜は静かにみるのも良し、されどやっぱり花より団子。
店主、こういうどんちゃん騒ぎの夜桜も好きですね、お酒が飲めるから^^

本当に駆け足になってしまった今回の商店。
本当は一つ一つのスポットを掘り下げればそれだけで一回分なのですが、タイムリミットも
近いので、なんともせわしないですがこれにてご勘弁を。
来週は、桜の聖地にして東方、西行妖の因縁浅からぬ地。
弘川寺を訪ねた時の事をリポートさせて頂きたく思いますので、その時はまたお付き合いを。

店主、SEVEN OUTがお送りいたしました。


京都桜巡りの旅  ~ 一週目 ~

春だ花見だ宴会だ!
いつもおおきに、店主のSEVEN OUTです。

春本番にて京都も東京に遅れる事一週間のペースで桜の花が咲き始めております。
商店のほうも、今週から桜が散るまで日本、いやさ世界に誇る京都の桜を追いかけて
店頭に陳列していこうと思います。

東京の方はもう満開、下手すると葉桜が混じり始めと言うことですが、京都の桜は
まだまだこれからが本番。
今週末あたりがベストタイミングかと思われますので、旅行ご予定のお方はご安心
下さい( ^ー^)b

それではここいらで本日のイメージカットを。

夜桜ゆゆ様

やっぱり桜と言えばゆゆ様でしょうという訳で、びた絵さんにて描かせて頂きました。
妖々夢6面のイメージから夜桜のBGMといえばアルティメットトゥルースなのですが、
絵はそのイメージを考えればもう少し明るくすれば良かったと後悔しておりますorz

しかし、妖々夢は多くの人が認めるところではありますが、やっぱり演出の美しさの
点において白眉でございますな。
ボス戦に挑む時の緊張感の他に、何かこう心の浮き足立つような、お祭りに行く前の
ような高揚感が沸いてくるのは、6面は道中、幽々子様戦~反魂蝶の一連の流れが
実に美しい花見になっているからだと私は考えています。

咲いているのはもっぱら凶悪な弾幕の花ですが、それでもおっかないという概念を
超えて美しいという感動が、STG素人のいっぱいいっぱいの緊張感をも超えて喚起
されるからだと思う訳ですよ。

さて本題。
京都の桜の名所、現在の様子をお伝えいたします。
店主が回ったスポットのうち、南禅寺、上加茂神社、平安神宮はまだまだ花見と言うには
物足りない開花状況でした。
以下は少しは花があったかな、と思うスポットの写真等を。

祇園枝垂桜

円山公園の西行妖シンボルこと祇園枝垂桜の開花状況はおよそ7部前後。
円山公園内の桜も同じような開花状況ですが、満開にいたるまではあと3日前後
かかるかと思われます。
それでも祇園界隈の桜は、他とくらべると良く咲いておりました。

清水寺

しかしながら肝心のライトアップスポット、清水寺境内は1~3部咲き程度。
最も咲いていたのがここら辺で、かの有名な清水の舞台周辺はほとんど蕾の桜が多数。
満開まではたっぷり1週間程かかるかも知れません。

哲学の道

続いて哲学の道の開花状況はこのような感じ。
全体的に3部咲きがほとんどといったところで、満開は今週後半を待つ形。
現在は道中に何本かある早咲き桜は満開なので、それを楽しむくらいくらいでしょうか。

天竜寺

JR東海のCMでもおなじみ天竜寺の境内の枝垂れ桜も最高で5部咲きを超えず。
見ごろは他と同じ今週末までおあずけと行った所です。

墨染寺

こちらは完全なる、はつかないものの、墨染桜を擁する墨染寺。
境内のソメイヨシノは八部咲で見ごろを迎えておりました。
しかし・・・・・・

三代目墨染桜

「深草の 野辺の櫻之 心あらば 今年ばかりは 墨染めに咲け」

という和歌に応えて喪の色に咲いたという墨染桜、その三代目はこのとおりまだまだ蕾硬く
開花に至っておりませんでした(ノヮ`)

以上駆け足で東山をメインに回ってみましたが、桜はまだまだなれど訪れた春に偽り無し。
今日の商店の話題はもう一つ、そんな高まる春度を象徴するような企画をご紹介させて
頂きますじゃじゃーん!

文椛合同本 文椛スキーによる文椛スキーのためのぐれいず合同!

今年の頭からごそごそやっていたのはこちらの合同誌へ参加するための原稿でした。
ちょっとリンク先へと飛んでいただければお分かりいただけると思いますが、かなーり
有名な作家様も参戦しておりまして、私の(´皿`)な漫画はともかく、その他歴戦の
作家様方の実力は折り紙つき、含有春度はリリー・ホワイト3発分に相当すると予想
されております(当社比

メインテーマがグレイズという事でして、皆様景気良くギリギリを突っ走ってるみたいw

天狗の隠れ蓑(試作先行型)


まあグレイズですので、結局はPTAに怒られる行為は一切無い事になっている(w)
のですが、イメージとしてはこんな感じでしょうか。

何でも絵板さんで描かせて頂きました、にとり博士から取材用に使う光学迷彩を提供
される文ちゃんの図。

一瞬ドキリとするも、よーくみると大したこと無い(ぉ
そんな漫画に仕上がっておりますので(?)、2008年例大祭配布予定文椛グレイズ合同本。
何卒お見知りおきをお願い致します。

来週は今週回れなかったスポットやら今週桜が足りなかった所、さらに一週間かけて
仕事が引けた後夜桜めぐりをする予定ですので、そのレポートをお届けする予定です。
何卒お楽しみに。

そんなところで今回の商店はお開きにさせて頂きたく思います。
店主、SEVEN OUTがお送りいたしました。


京都東山 花灯路

おばんです。
通常営業の一発目、まいどおなじみ京都日記で行こうと思います。
今日お題はタイトルにある東山の花灯路イベントをお届け。

二年坂手前

このイベント、清水寺から八坂神社、知恩院周辺の小路に小さな行灯を並べて町全体を
ライトアップするというもので、始めてから今年で6年目のイベントだそうです。

写真は二年坂手前のお店の前にならぶ行灯。
ちょっと小さいですが、画面左下に並んでるのが見えますでしょうか?
あそこら辺はこういう小さな雰囲気の良いお店が並ぶ小路が入り組んでおりまして、
平時より散策の人気スポットですが、さらにそれが仄かな明かりにライトアップされる
のだから実にロマンチック!

春の暖かな空気の中、神秘的な町並みに心がはずむ花灯の小路を歩いて参りました。
・・・・・・ええ、男一人でですよ(ノд`)

降り注ぐ星の光、迎える地上の星

イメージカットはスター・サファイアさん。
先日ついに念願の比良坂真琴先生の東方三月精を手に入れましてね、
光のイベントの紹介なのだし、せっかくだから光の三妖精の中からと言う事で、
もっともイメージの近い星の光である彼女を抜擢。

余談ですが店主、三月精はそれぞれ一人づつですが過去に描こうとして
いたのですが、一番最初のルナチャイルド、二番目のサニーミルク、両者
からは共々完成間近で消えらるという酷い仕打ちを受けておりますorz

お前等の衣装描くのどれだけ大変だと思っとんのじゃー(♯゚□゚)クワワ!
と逆切れするもせんなき事、このキャラできちんと連載している比良坂先生は
本当に凄いと思う。

まあそんな比較的どうでもいい経緯を経て今日は三人目のスターを描いた
訳ですが、聞いた話ではリリカ、てゐにならぶ腹黒キャラとの事でしたが
作中ではそんな描写はあまりなく、絵も完成まで消えずに居てくれて本当に
助かりました(ノヮ`)

描きおろしの特別漫画では飲んだくれてる他の二人のためにお酒を運んだりと、
実は面倒見の良いタイプの娘なのかな、とも思ったり。

閑話休題。

花灯路

この花灯路イベント、冬には嵐山で行われるのですが、会期中は人が多すぎて
せっかくの行灯が見えないという寂しい結果になる事も多いのですが、今日は
日曜日の夜という事もありまして、はやばやと遠隔地からの旅行者がひけてしまい、
上の写真のように行灯の明かりをたっぷりと楽しむ事ができました。

清水寺

ライトアップされる清水寺の入り口。
イベント期間中は高台寺、八坂神社、知恩院等の周辺の神社仏閣もライトアップ
されており、夜の特別拝観等も受け付けております。

本日の花灯路、今日リポートしておいて何ですが、このイベント実は今日までで、
今からお越しいただいても行灯はもう見れないのですが、この周辺神社仏閣の
ライトアップはこれからの桜のシーズン中も行われております。
特に清水の夜桜はとても綺麗なので、是が非でも。

もっとも、桜紅葉のシーズン中の京都の人出は本当にヤバイので、もし旅行の計画
されておられる方、おりましたら行動には余裕をもって、鉄道と徒歩を多く使うルート
設計をすることをお勧めいたします。

知恩院謎イベント

最後に、知恩院で開催される事になっている謎のイベントを御紹介。
ミッドナイト念仏ってなんですかミッドナイト念仏ってw


北野天満宮から梅の花便り

ただ今日本の上空では白岩山と春日百合が春の大一番の真っ最中。
その戦火に巻き込まれてちと風邪等ひきました珍種の⑨、SEVEN OUTでございます。
皆様はお健やかにおすごしでしょうか?

天満宮入り口

本日は北野天満宮に梅の花を見に行ってまいりました。
その時の様子等を一つお伝えさせて頂こうと思いますが、その前に本日のイメージカット。
幻想郷の人里で寺子屋を開いております上白沢慧音先生で御座います。

ラムケーネ

あれ先生ちょっとご機嫌斜めですね、どうしました?
え、何で私がって、嫌ですね先生ー、北野天満宮と言えば知識の神様である菅原道真公を
御祭する神社ですから、幻想郷の三賢者のお一人として敬意を持って先生を御選出させて
頂いたので御座いますよ?

え、格好? これまた全然おかしいことないですよ。
そら天神様と言えば同じくして雷神様としても有名ですから、伝統的な雷様の御衣装を
着て頂いたまでです。ご理解頂けましたか?
そうですよ、この店主、疚しい気持ちなどかけらも持ち合わせてございません。
だからあんまりイライラしないで、今回に限っては、貴女が誰より一番なのです。

さて本題に入りまして、全国各地にある天満宮の神紋と言えば梅の花ですね。
これは宮中での権力争いに破れた菅原道真公が大宰府に左遷されたおりに、

「東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主無しとて 春な忘れそ」

と言う歌を残した事に起因すると言われております。
道真公は自宅の庭の梅の木を大層愛でておいでで、大宰府に赴くさいに、この家の
主は西に追放されてしまうけど、どうかこれからも春が来れば見事に花を咲かせ、
東風に乗せてその匂いだけでも届けておくれ、とこの歌を枝に結ばれたそうです。

ところがその梅の木は、なんと道真公の後を追い、一晩にして京都から大宰府へと
瞬間移動したとの伝説があり、それが今も大宰府天満宮の境内にある『飛び梅』
との事でして、まあこのように梅と天満宮は深いつながりがある訳で御座います。

京都にある日本三大天満宮の一つ、北野天満宮にも梅園がありまして、梅の名勝と
して知られております、が・・・・・・。

梅園入り口

まだ全然咲いてなかったお(ノд`)
今年は桜の開花予想も例年より遅めとの事ですが、しかし3部咲きに600円も払う程
店主の懐は暖かくありません(ノд`)とりあえず今日はパスorz

とは言え、拝観料無料の境内に入れば、その各所で

梅1

梅の花を

梅2

十分に

梅3

楽しむ事ができます。
……ひょっとして梅園の中より外の方が咲いてるんじゃ(´_`;)

本殿

まあこんな感じで、北野天満宮、境内はけっこう広めなのですが、本殿はもとよりその
殆どの場所を無料で拝観する事ができます。いやー学問の神様は実に気前が良い!
まあちょっと首を逡巡させるとこんな看板もあったりしますけどね(・∀・)

入試の沙汰も金次第

流石に知恵の神様、そのご利益にあやかろうとする全国各地から集った合格祈願は
半端な数じゃございません。

鈴なり絵馬

信じられるか? まだ後ろに半分くらいあるんだぜ、絵馬。
どこぞの閑古鳥神社の巫女が見たら、歯軋りで奥歯が無くなるんじゃなかろうかとw

まあそんな訳でこの信仰値の高さゆえか、遠目ではわりと控えめの本殿も、しかし
近くによって見るとかなり豪華で精巧な透かし彫りで飾られております。

すかし彫り

龍、麒麟、象などの想像上の神獣が彫りこまれる中、本殿のど真ん中に鎮座しているのが
こちら、御牛様です。

梅紋と紋

これ、なんで御牛様かと言いますと、実は天満宮、梅の他にこの御牛様もシンボルで
御座いまして、道真公がまず丑年の御生まれであった事と、公がなくなった際、その棺を
引いてお墓に向かっていた牛が突然動かなくなり、そこが現在の大宰府天満宮になった
という謂れから、牛は天満宮ではもっとも重要な御神獣として祭られているのです。

うしさん

そのために、天満宮の境内では大きいものから小さいものまでいろんな御牛様の象が
奉られており、訪れた多くの参拝者がこの牛をなで、ご利益にあやかろうとしておりました。

天満宮と言えば梅と牛、どうか皆様その事を御見知りおきを。
本日慧音先生をイメージにお迎えしたのはそんな意味も含めまして・・・・・・て、あれ?
先生どうしましたそんな怖い顔して。

なになに? 私はハクタクで牛じゃない?
ハハハご冗談を、その立派な角を見て御牛様を思わない人などおりませぬって、
あ! ちょっと先生ジョーク、ほんのジョークで御座いますからってちょ、待って!
その格好でお仕置きするならせめて僕の事ダーリンと呼んでギャアアアア!?


……と、先生の雷が落ちたところで本日の商店お開き。
店主、こらから〆切りと言う名の地獄へと送られる事にあいなりました。
戻ってくるまでしばし間が開くかも解りませんが、その時は是非ともまた
お付き合いを。
そもそも三途の河の渡し賃が足りないだろう不徳の店主、SEVEN OUTが
お送り致しました。




~追記~

北野天満宮前、京都駅方面に向かうバス停横に、おもひで屋さんというお好み
焼き屋さんがあります。

おもひで屋さん

値段はなんと一枚100円。
サイズは少々小さめで青ノリ、カツブシはかかってませんが、きちんと肉キャベツは
入っていて、味もなかなか。

北野天満宮に訪れる事がございましたら、皆様是非お立ち寄りくださいませ。
貧乏店主、おすすめのお店でございます。